Objective
誤ったAIファイルをCLOにインポートした場合、よく表示されるエラーメッセージの種類と対応方法を説明します。
日本語でご使用の場合…パターンの点の間隔が近すぎます。サイズを変更してください。
エラーメッセージの原因: AIのパターン上の点が互いに近すぎる部分があった場合に表示されます。
対処方法A - Illustratorで点の削除や併合をする
- 問題となったパターンをAdobe Illustratorで開きます。
- 近すぎる点を探して削除します。
→ 点削除された線分が分断されます。 - 平均と連結機能を使用して分断された線分を再度繋げます。
- パターンファイルを保存してCLOで読み込むと、正常に開くことができます。
対処方法B - CLOでのパターンサイズ拡大
- メインメニュー ▶ ファイル ▶ インポート ▶ Adobe (AI/PDF) を選択します。
→ AI/ PDFを開く画面が表示されます。 - 自動サイズ設定オプションを解除します。
-
サイズオプションの右側にあるパーセント値を高く設定したり、パターンの単位を変更した後、[OK]ボタンをクリックします。
→ パターンが正常に開きます。
※ 参照:
- もしパターンが正常に開かない場合、サイズのパーセント値を更に高く設定したり、単位を大きく設定して、パターンを開きます。
- パターンのパーセント値やパターンの単位を変更すると、CLOでインポートしたパターンの大きさが元のパターンの大きさと異なることがあります。
例2
日本語でご使用の場合…パターンの外周線が交差します。粒子間隔の値を小さくしてください。
エラーメッセージの原因: AIのパターン上の外周線が交差している場合に表示されます。
対処方法
- 問題となったパターンをAdobe Illustratorで開きます。
- 交差する線分を探して交差しないように配置し直します。
- パターンファイルを保存してCLOで読み込むと、正常に開くことができます。
日本語でご使用の場合…サポートされていないファイルです。AIファイルの保存時に「PDF互換ファイルを作成」オプションにチェックを入れてください。
エラーメッセージの原因A: AIでパターンを保存する時に「PDF互換ファイルを作成」オプションを選択していない場合に表示されます。
対処方法
- 問題となったパターンをAdobe Illustratorで開きます。
- メインメニュー ▶ ファイル ▶ 名前を付けて保存 をクリックします。
- ファイルを保存するパスとファイル名を指定して、[保存]ボタンをクリックします。
- 「PDF互換ファイルを作成」オプションを選択して、[OK]ボタンをクリックします。
- パターンファイルをCLOで再度読み込むと、正常に開くことができます。
エラーメッセージの原因B: AIでパターンの線分が分断されている場合に表示されます。
対処方法
- 問題となったパターンをAdobe Illustratorで開きます。
- 分断されている線分を探します。
- 平均と連結機能を使用して分断された線分を繋げます。
- パターンファイルを保存してCLOで読み込むと、正常に開くことができます。
※ 参照:
- 例2と例3の場合には、AIで問題となった図形を大きな四角形で囲んで保存した後、再度CLOで内部図形としてインポートオプションにチェックして読込むと、パターン自体の形状は変更せずに開くこともできます。
- 内部図形としてインポートした図形をパターンとして使用したい場合 パターンとしてトレース または パターンとしてコピーを使用して、内部図形をパターンとして使用することができます。
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