インターネット環境でNetworkバージョンをインストールする方法
インターネット環境でNetworkバージョンをインストールする方法
Objective
インターネット環境でNetworkバージョンを使用するために必要な設定方法です。
ちなみに、ドングルキーを挿すPC(以下サーバー機と記載)と、プログラムを実行するPC(以下クライアント機と記載)が同じネットワーク上にある(※イントラネット(Intranet)上にある)時、次の設定は必要ありません。
つまり、イントラネット環境があれば、サーバー機となるPCにドングルキーを挿すだけで、追加設定がなくても同じイントラネット内の任意のPC上でソフトウェアを実行することが可能です。
Operation
- PCにドングルキーを接続し、HASPドライバーをインストールします。
HASPドライバーは、ソフトウェアをインストールする過程で自動的にインストールされますが、HASPドライバーインストール中に問題が発生したり、サーバー機にドングルキーのみ接続しておく場合には、次のマニュアル参照してHASPドライバーを手動でインストールする必要があります。
Sentinel HASPドライバー手動インストール方法 - ファイアウォールでPort1947が開いているかを確認します。
基本的にHASPドライバーのインストール時にPort1947は自動的に開かれますが、企業によってのセキュリティ等特定の事由でPort1947が開いていないことがあります。
この場合、手動でファイアウォールの設定に入ってPort1947を開く必要があります。
Port1947はクライアント機にインストールしたソフトウェア実行の認証時に、サーバー機にインストールされているドングルキーと通信をするために使用されます。
設定方法はファイアウォールの種類によって異なりますので、社内のネットワーク担当者に協力を依頼する必要があります。 - サーバー機のローカルIPが固定IPであることを確認します。
(ローカルIPはルーターが自動的に割り当てをしたIntranetでのIPアドレスを指します。)
ローカルIPを固定IPに設定していない場合、ルーターが再起動された時にIPアドレスが変更されます。
その場合、次の段階で設定する「ポートフォワーディング」で必要なIPを再度変えなければならなくなってしまい、ルーターを再起動するたびに「ポートフォワーディング」の設定プロセスを繰り返さなければならなくなってしまいます。
したがって、サーバー機のローカルIPを固定IPに設定する必要があります。 - ルーターの設定でサーバー機のローカルIPのTCPとUDP両方のプロトコルに対してPort1947を「ポートフォワーディング」設定します。
この設定により、クライアント機/サーバー機から送信されたデータがPort1947を介してルーターを経て、サーバー機/クライアント機に行くようにすることができます。「ポートフォワーディング」の方法は、ルーターの種類によって異なりますので、社内のネットワーク担当者に協力を依頼するか、以下のサイトを参考にして実行します。
※ 参照:
http://en.wikipedia.org/wiki/Port_forwarding(英語ページ)
http://www.wikihow.com/Set-up-Port-Forwarding-on-a-Router(英語ページ)
Operation
- プログラムをインストールします。
- 基本的にHASPドライバーのインストール時にPort1947は自動的に開かれますが、企業によってのセキュリティ等特定の事由でPort1947が開いていないことがあります。
この場合、手動でファイアウォールの設定に入ってPort1947を開く必要があります。
Port1947はクライアント機にインストールしたソフトウェア実行の認証時に、サーバー機にインストールされているドングルキーと通信をするために使用されます。 - クライアント機にインストールされたソフトウェアがサーバー機の位置を知ることができるように、サーバー機の固定外部IPアドレスを設定します。このプロセスは、HASPドライバーのインストール時に一緒にインストールされた Sentinel Admin Control Center を介して行います。
ACC Pageにアクセスします。 http://localhost:1947
下図のように左下の Configuration をクリックします。 - Access to Remote License Managers のタブを開きます。
- Aggressive Search for Remote License にチェックして、Specify Search Parameters に接続しようとするサーバー機の外部IPアドレス(上記のサーバー設定時に言及したローカルIPとは異なるIPであることに注意してください。)を入力します。
外部IPアドレスは、外部に公開されたIPアドレスで、ルーターまたはサーバー機のPCで、以下のサイトにアクセスすることにより、確認できます。
(http://www.whatismyip.com/)
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