Objective
レイヤ機能は、パターンや衣装が重なっている時にどのパターンがアバターから離れる/近づくということを設定することで、それぞれのパターンの表側が、接する他のパターンの表側に対してより表側なのか裏側なのかと認識して簡単にシミュレーションすることができる機能です。
この機能を利用することで、パッチポケット等の表側に出なければならないパターンが裏側に入ってシミュレーションされた場合には簡単に表側に出すことができ、ワンピースやシャツ等のインナー衣装の上にジャケットやコート等のアウター衣装を追加した際に簡単に着装することができます。
基本のレイヤの値は「0」でレイヤ機能がオフになっている状態を指します。この時のパターンは、3D衣装画面で配置された状態に応じて、順序が決定されます。
Location
属性編集画面(Property Editor) ▶ シミュレーション属性 ▶ レイヤ
Operation
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3Dツールバー▶ 選択/移動ツールでレイヤを設定するパターンを選択します。
→属性編集にパターン属性が表示されます。 -
シミュレーション属性▶レイヤで、外側に配置するパターンは内側のパターンより大きい値、内側に配置するパターンは外側のパターンより小さい値を入力します。
→レイヤーが適用されたパターンに色が付きます。
※注: 3Dウィンドウの背景でマウスを右クリックして 色表示/非表示 ▶レイヤー メニューをクリックすると、その色を非表示にできます。(ver 7.3)
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シミュレーションツールをクリックします。
→設定したレイヤー値で順番が適用されシミュレーションされます。 -
必要な順序でドレーピングが完了したら、安定したシミュレーションのためにすべてのパターンのレイヤ値をゼロに変更します。
→ 順番にドレープした結果のままです。
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